米の食物繊維!?

みなさま、いかがお過ごしでしょうか??
まもなく、ゴールデンウィークがやってきますが…
今年はGW(がまんウィーク)になりそうですね💦

早く、平穏な日々が戻りますように…
今はみんなで我慢・協力し合いましょう!!

さて、今回はお米に含まれる食物繊維について👀

米=糖質

が、メジャーなイメージではないでしょうか。

ご飯の栄養成分を見てみると…

100gのご飯のエネルギーは168kcal (※米100gではありません)

その内訳は~
●タンパク質 2.5g(10kcal)
●脂   質 0.3g(2.7kcal)
●炭水化物  37.1g(148kcal)
 (うち食物繊維1.5g)

と、たしかに炭水化物の割合は多いですね。

※炭水化物=糖質+食物繊維

ご飯に糖質が多く含まれているのは事実ですが
・食べる順番(食物繊維が多いものから食べる)
・適量を食べる
など、少し意識するようになると、お米もけして悪者ではないのです♪

少し話がそれましたが…笑

お米の食物繊維について!!
先ほど、ご飯の栄養成分の説明時に記載しましたが
お米にも、少しではありますが食物繊維が含まれています。

が、今回紹介するのは、その食物繊維ではなく!

難消化性でんぷんの【 レジスタントスターチ 】について。

【でんぷん】とついているため、カテゴリーでいうと糖質です。
しかし、その名前を分解してみると
『レジスタント』=『消化されない』、『スターチ』=『でんぷん』

つまり!!
小腸で消化・吸収されないでんぷんなのです。
これは、お米以外にもトウモロコシやじゃがいも等にも含まれています。

このレジスタントスターチ、小腸で消化・吸収されないまま大腸まで届き
食物繊維のような働きをするんだそう👀!!

レジスタントスターチの腸内でのはたらき

食物繊維には、実は「水溶性」と「不溶性」と2種類存在し、
効果も少し異なります。
し かし!!レジスタントスターチは、このどちらの性質ももつことから
第3の食物繊維 とも言われています 。

●腸内細菌のエサになり乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の増殖を促す

●善玉菌がレジスタントスターチから作られた糖を発酵 ⇒ 短鎖脂肪酸を作る
 短鎖脂肪酸は腸のぜん動運動を活発にするため、 粘液の分泌を促し腸のバリア機能が高まる

●腸の蠕動運動が活発になる ⇒ 便通改善

などの作用が期待されます。

また、豚に米を含む飼料(白米あるいは玄米)を与えて腸内環境への影響を調べた研究によると…
大腸の奥は食物繊維が届きにくく、悪玉菌が優勢になりやすい環境ですが
米食によって大腸までレジスタントスターチが供給されることが明らかになりました。

つまり、米を食べることで腸内全体の環境を整えるのに効果的と考えられます!!

前回お伝えしましたが、
腸内環境が改善されると ⇒ 免疫力アップ↑↑
なぜなら身体の免疫システムの6~7割が腸周辺に集中しているから。

少し、お米の見方が変わったのではないでしょうか??

身体の免疫を上げるためには、様々な食材をバランスよく食べ
過不足なく栄養素がとれることが大切です!
今食べている食事はどうですか??

お手本通りの献立でなくても良いのです。

1つの食材やメニューに偏ることがないよう、意識してみてください♪

次回 ⇒⇒ 発酵食品のすすめ(②味噌)

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