競技ルール

(1) プレー方法について

スクランブル方式による18ホールストロークプレイ。2人がティショットを打ち、その中からセカンドショットを打つボールを1つ選択します。同じ場所からセカンドショットを打ち、その中からまたサードショットを打つボールを選択します。ホールアウトするまでこれを繰り返し、チームとしてのスコアを記録します。

(2) ティショットの制限について

スクランブルゴルフでは、1人7ホールのティショットを選択(採用)する必要があります。但し、棄権などによりチーム1名の場合は この条件は適用しません。また、ホールアウトの時点でこの条件をクリアできないときは1ホールにつき2罰打とします。

(3) ティショット~グリーン

打順は、チーム内で自由に決めることができます。ティショットからグリーンまで1人1回ずつボールを打ちます。セカンドショット以降は「ティショットの制限」の条件を満たした上で、ベストポジションと思われるボールを1つ選択し、ティペグでマークします。もう一人のボールは速やかにピックアップします。選択したボールと同じライで、ティペグからホールに近づかない半径30cm以内にボールをプレース、2人共にショットが終了してからマークしたティペグを取り除きます。

(4) グリーン上

グリーン上においても採用するボールを1つ選択し、マークした上でホールに近づかない半径15cm以内にプレースします。2人がボールを順に打ち、チーム内1人がカップインした時点でそのホールのスコアは確定します。なお、ボールマークは最後の人が打つまで取り除くことができません。

(5) バンカーについて

バンカーに入った時は、ボールをマークすればショットごとに砂を均(なら)してから打つことができます。

(6) 使用ティについて

年齢別(2023年12月31日での年齢)、男女別の使用ティは、当日に指定します。原則として、男性用は55歳未満、55歳以上、70歳以上と、女性用の4か所の使用ティを指定します。

競技規則

(1) ゴルフ規則

ダブルススクランブルゴルフは、日本ゴルフ協会ゴルフ規則及び本大会のローカルルールを適用します。なお、この規則の適用にあたって一部に変更もしくは追加の項目がある時は、競技委員会からその旨スタート前に告知します。

(2) 競技委員会の裁定

競技委員会は、競技の条件を修正する権限を有しており、すべての事柄について、この競技委員会の裁定は最終である事とします。

(3) プレーの中断及びプレーの再開

プレーの中断と再開の合図については、無線連絡、キャディー連絡、競技委員、ゴルフ場スタッフを通じての連絡など、開催コースにより変更となる場合があります。

(4) 距離計測器の使用

GPSを含む、距離計測器の使用を認めます。高低差が表示されてもペナルティとはしません。

(5)特設ティの使用

二人ともティショットがOBの場合、使用ティに関わらず、特設ティの使用を許可します。その場合、それぞれが次のいずれを選択しても良い事とします。
①その場で、1打罰で打ち直し
②特設ティからの打ち直し

(6)ペナルティエリア

コース内のペナルティエリアは、ローカルルールに従がってプレイしなければならなりません。

(7)修理地区域

修理地は青杭または白線で標示してあるが、その標示がない場合で明らかに修理 地と考えられる場合、マーカーと判断の上処置を行うことを許可します。

(8)タイの決定方法

①スクラッチの部
アウト・インのどちらからのスタートに関わらず、インのスコアが少ないチームを 上位者とし、それでも決着がつかない時は、18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定します。

②Wぺリアの部
アウト・インのどちらかのスタートに関わらず、ハンディキャップの少ない方を上位とします。それでも決定できない時は、18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定します。

(9)メンバー変更

予選当日のメンバー変更は認めます。但し、決勝でのメンバー変更は、原則として認めませんが、メンバーの都合内容により出場不可能と事務局が判断した場合には、1名のメンバー変更を可能とします。

(10) 競技の終了

全ラウンドを終了後、競技委員がアテストカードに不備がないか確認し、承認公表した時点を以って競技終了とします。

(11)競技の中止及び順位決定

悪天候等により競技が中止になった場合、その時点で全ての参加チームが、9ホールを消化していれば競技成立とします。スクラッチ競技は、アウト・インスタートに関わらず、前半9ホールの最少スコアチームを上位とします。Wぺリアについては、前半9ホールのハンディを採用して順位を決定します。この場合、ティショットの選択回数の条件については適用しません。 

タイの場合は、スクラッチの部は消化ホールでのカウントバック方式により決定し、Wペリアは前半9ホールのローハンディのチームを上位とします。同ハンディ場合はカウントバック方式により決定します。

(12)その他

① 大会使用ティについては、スタート表と共に事務局が決定し発表します。
② 競技の条件や、開催コースローカルルール等、追加事項や変更がある場合にはスタート前に掲示して告示します。

2023年4月23日 ダブルススクランブル運営事務局